即興詩 †original sin†

 天を見つめて地の底で
 尽きせぬ思い抱いている
 意識が闇に呑まれても
 昏い空を見つめてる

 天はいずこ いずこに在りや
 神はいずこ いずこに在らん

 空の先に天は無い
 神の国に神は無い
 踏み躙った十字架も
 量産されたただの象徴

 全てが偽りだと
 囁く声も虚構の残像

 天の事を嘲笑い
 自分の事も嘲笑い
 天に唾を吐き掛けて
 天の象徴壊してく

 原罪は一体誰の咎
 罪は一体誰の罪
 神の所行は知らぬ振り
 罪無き罪だけ押し付ける

 一体罪とは何ぞ?


 天を見つめて地の底で
 果て無き思い抱いている
 意識が闇に呑まれても
 紅い天だけ見つめてる

 天はいずこ いずこに在りや
 神はいずこ いずこに在らん

 宙(そら)の先に天は無い
 神の国に神は無い
 ただの象徴掲げては
 もっともらしく嘘を吐く

 全てが偽りだと
 囁く声にも真(しん)はない

 天に唾を吐き掛けて
 永久に天へと背を向けて
 全ての象徴壊してく
 全ての偶像壊してく

 原罪は果たして誰の咎
 罪は果たして誰の罪
 神の所行は知らぬ振り
 裁くべきも知らないで

 裁くべきは一体誰ぞ?