即興歌 †砕けた色彩†

 柔らかな色彩(いろ)の 世界が砕けて
 虹の欠片が 世界中に散らばる

 あれは幾つかの 泪の欠片
 あれは幾つかの 優しさの片鱗

 人は未だに 残酷な未来を
 知らずに現在(いま)を 生きている

 私達は 何処に行けるだろう
 運命の指針の 示す先も知らずに

 未来は無限に 広がっている
 それでいて 見える道は少ない

 私達は どうやって行けるだろう
 目隠ししたまま 手探りのままで

 虹は既に 砕け散った
 パンドラの壺の 希望も見当たらぬ

 狼狽える人々を 自分勝手な
 神々が嘲笑う それが試練だと

 神々の手の上で 踊らされるままに
 それでも人々は 虹を探し続ける

 誰かのために 自分のために
 未来のために 夢を見るために