即興詩 †誰が子猫を泣かせたの?†

季節は巡り、花は移ろう
貴方の面影残し、風は囁く
small kittenは言葉を無くし
small rabbitは慄くばかり

季節の変わる、端々に
貴方は名残残して、陽を紡ぐ
夜は静かに蠢くばかり
闇は微かに脅えるばかり

small kittenは笑ったの?
小鳥はそっと問いかけた
いいえ、笑わなかったわ
small rabbitは呟いた

誰が子猫を泣かせたの?
小鳥がそっと問いかけた
私、と小兎は言いました
私の言葉で子猫を泣かせた

季節の巡る、その折の
とても小さな物語
いつかどこかで起きている
ありふれきった、物語

私、と小兎は言いました
誰にも聞こえぬ小さな声で
風はそれを優しく拾い
何処かにそれを届けました

いつか再び会えるよう
願っているのは誰だろう?
小鳥は変わらず囀って
風がそれを運びます

せめて穏やかに季節が巡るよう
優しく優しく運びます