即興歌 †綺麗なものに憧れて†

綺麗なものに、憧れて
美しいものに、憧れて
欲しくて欲しくて、手を伸ばす

だけどそれは、湖面の月だから
伸ばせば伸ばすほど、遠ざかる

それでも欲しくて、足掻いては
砕け散った月の欠片を掬い取る

両手の中に浮かんだ、小さな月
永久には留めれぬと知ってても
涙が溢れるのを止められない