即興詩 †夜明け前†

朝がいつ来るかなんて わかりはしない
それでも歩かなくてはいけない オレたちは
この夜に終わりがないように思えても
立ち止まったままでは本当に終わらないから

ただ 光を求めて
 ただ 闇雲に歩いた日々
決してそれは過ちではなくて
 それも一つの道だったのだから
  否定なんてできはしない

罪の意識に侵されて
 贖罪だけを考えて
  死すら望んだ事もある
けれど 今は
あの人から奪ったものに対して
その倍以上に値するものを与えてあげたい
生きたままで

夜がいつ終わるかなんて
そんな事わかりはしない
けれど歩いていれば
いつかは辿り着くはず
今はそう 夜ではなくて 夜明け前

闇の中にいた昔
光なんて求めていなかった
けれど誰より光を望んでいたはず
月光宿したその髪は
光を望む心の現れだっただったのだろうか

今 オレは たくさんの光と共にある
眩い彼らは自分自身で光っていた
オレもいつか光れるだろうか
彼らのように

ただ闇雲に光を求めていた時も有る
今は自分自身を光らせたい
そうして俺は この闇に光を灯そう