即興詩 †forever..†

 君は、ここにいるね。
  オレは、ここにいるね。
 どこにも行かないね。
  どこにもいかないよ。

 ままごとのような、泡沫の夢のような、
 淡く幼い……

 甘い、甘い、果実。
 でも放っておいたら、熟し過ぎて……

 ここにいてください。
  オレは言った。
 ここにいてやる。
  貴方は言った。

 いつまで?
  ――永遠に。
 どうして?
  ――好きだから。

 失いたくないよ。
 だからずっと一緒にいよう、ね?

 硝子が砕ける。
 舞い散る光。
 踊り子の歓声のような。

 一緒にいよう。
 永遠を見れるまで。
 ゆっくりとこの部屋で。
 時を重ねよう。

 閉じられた世界。
 扉の向こうに興味はない。
 興味があるのは貴方だけ。

 壊れてもいいよ。
 狂ってもいいよ。
 ただ貴方と在れるなら。

 いつまでいれる?
  ――ずっとだよ。
 その先は?
  ――その先も。
 死んだら?
  ――死んでからも、一緒だよ。

 貴方だけと、いよう。
 ずっと、永く、永遠に。

 時を忘れてしまうまで。
 世界を忘れてしまうまで。

 砂上の楼閣のような、水面の月のような……
 それは、現世に紡いだ夢……